投資と消費と浪費

アイディア

あれは無駄使いだった。もったいないお金の使い方をしたな。

誰もがこんな後悔の気持ちを経験したことがあるだろう。

私が最近無駄使いしたなと思ったのは、在庫処分価格で80%オフになっていたアウトドアで使える真っ黒な万能調味料。税込110円也。

たかが110円くらいで。ケチな奴め。

今、心の中でそう思ったあなたはもしかすると投資と消費と浪費について真剣に日々考えていないのかもしれない。

さて、投資と消費と浪費ですが、これらに順位をつけるとするとこんな感じでしょうか。

1.投資
2.消費
3.浪費

当たり前という感じもするが、ここではそれぞれの言葉の意味について私なりの解釈を書いていきたい。また、ここでは金銭的な意味合いに絞って考えている。

投資:自分自身が投入した金額よりも大きな価値を生み出そうとする購買活動。新たな価値が生み出されるまでに時間がかかることが多々ある。新たな価値を生み出すためにメンテナンスをしたり、一時的には価値が毀損していると感じる時期を過ごすことになったりすることもある。また、投入した金額より大きな価値を生み出せない結果に終わってしまうというリスクも十分にある。長期的な視点を持てない人にはなかなかできない購買活動。

消費:自分自身が投入した金額と同等の価値を生み出す購買活動。生きていく上で必要なモノやサービスを購買するなどが具体的には該当する。「必要性」から行われる購買活動であることが多いため、あまり思考を働かせる必要はないとも言える。ただ、本人の意識次第では「消費」活動を「投資」活動に昇華することが可能である。

浪費:自分自身が投入した金額以下の価値しか生み出せない購買活動。購買をする前の「無思考」や「感情に流される」ことによって発生頻度は高まると思われる。また、ストレスが溜まっていたり、疲れていたりすると「浪費」は増える傾向にあると言える。無意識的に行われることが多いので注意が必要である。

上記に挙げた解釈は現時点での私の極めて主観的なものだが、考えるきっかけになれば非常にうれしく思う。重要なことは、自分自身の購買活動が「投資」なのか「消費」なのか「浪費」なのかを理解し、未来の購買活動の「投資」の割合をできるだけ高めていくことが豊かな暮らしをしていく上でとても大切なのではないかと思っている。

あなたにとっての「投資」とは何ですか。

Saika Yuta
written by

1987年生まれ。小学1年でバレーを始める。小·中学校時には計4回全国大会に出場。中学3年時は香川県代表の主将としてJOC出場。高校では、進学校にて春高出場を目指す。大学進学を機にバレーから離れるが高校教員となりバレー指導に没頭するように。そんな日々の中、バレー選手になるという夢を諦めきれていない自分に気がつき、教員を辞めバレー選手となるためドイツ·ベルリンへ。生活基盤が整い始めた矢先、息子が大怪我をして急遽帰国。息子の回復後は北海道へ移住しクラブを設立し、コーチングを生業とするように。その後、縁あって仙台市を拠点に活動するリガーレ仙台(当時:V2リーグ)のヘッドコーチに就任。ワンシーズン指揮を執る。2024年7月より、シンガポールの育成クラブにてコーチング活動に従事。

FOLLOW ME
アイディアライフ
FOLLOW ME
タイトルとURLをコピーしました