自分は何者であるか。まずは名乗ること。

アイディア

自我同一性の危機に陥っております。

さて、この危機から脱するためには行動あるのみと考えました。

そして、まずは「社会人としての自分」を確立していくためにあるアクションをおこしました。

ただ、メッセージを送っただけですが…

私がしたこと。それはメッセージを送っただけ。

もう少し具体的に言うと、これから私が挑戦しようと考えているバレーボールのブンデスリーガ1部で、幾度もの優勝経験を誇るベルリン・リサイクリング・バレーというチームにメッセージを送った。ただそれでけ。

このチームには以前にも、フェイスブックのメッセージ機能を通じ、私の一通りの自己紹介をしてから

「なんでもいいから僕にできる仕事はないですか?」

とメッセージを送ったことがある。結果は、火を見るよりも明らかである。

そんなこともあり、一方的に憧れを抱いているチームである。また、ベルリンにいる間にもいつかコンタクトできればと、なんとなく思ってながら貴クラブのフェイスブックページをチェックしていた際、

4月29日ファイナルマッチ

といった見出しで投稿を見つけた。

「これしかないっ!」

と思ったわけである。

雑賀的戦略思考

1.ベルリンに住んでいて

2.バレーのブンデスリーガに興味・関心を持っていて

3.ベルリン・リサイクリング・バレーのことが好きで

4.日本人で

5.時間的余裕があって

6.バレーボールに関する情報を発信するためのサイト(アクセス数については触れないでおこう)を所有していて

7.バレーボールに関する価値ある記事を書きたくて仕方がない

こんな人間がどこにいるだろうか!?

私一人しかいないと確信した。今度は以前の軽い感じではなく、公式ホームページの「コンタクトページ」からアクセスしてみる。

蛇足だが、公式ホームページが英語表示もされるようになっており、クラブの先を見越したマーケティング戦略に度肝を抜かれそうになった。

そして、感動冷めやらぬまま、コンタクトページへメッセージを送ったのである。

何者であるかは、名乗ることから始まる

メッセージの内容については、良い反応があればまた記事にしてみようと思うが、メッセージを送るときに意識したことは

自分が一体、何者であるか?

私は「日本人スポーツライター(バレーボール専門)」としてのコミュニケーションを意識した。

そう。自分が何者であるかは自分が何者であるかを意識し、そう名乗ることから始まるのだと気がついたのである。

いつまでも自分でフリーランスと言ってその響きに高揚しているだけでは何も進まない。

自分でしたいと思ったことをする際に、それに合った名前をつけて、その者であるかのように振る舞うところから全ては始まるのだ。

「日本人スポーツライター(バレーボール専門)」としての経歴を華々しくスタートさせることになるかどうかは乞うご期待だ。

Saika Yuta
written by

1987年生まれ。小学1年でバレーを始める。小·中学校時には計4回全国大会に出場。中学3年時は香川県代表の主将としてJOC出場。高校では、進学校にて春高出場を目指す。大学進学を機にバレーから離れるが高校教員となりバレー指導に没頭するように。そんな日々の中、バレー選手になるという夢を諦めきれていない自分に気がつき、教員を辞めバレー選手となるためドイツ·ベルリンへ。生活基盤が整い始めた矢先、息子が大怪我をして急遽帰国。息子の回復後は北海道へ移住しクラブを設立し、コーチングを生業とするように。その後、縁あって仙台市を拠点に活動するリガーレ仙台(当時:V2リーグ)のヘッドコーチに就任。ワンシーズン指揮を執る。2024年7月より、シンガポールの育成クラブにてコーチング活動に従事。

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