思考は現実化する

アイディア

三十路街道まっしぐら。人生初のウェブ記事の執筆である。

初記事を飾るテーマ。

それは思考は現実化するである。

私はこの言葉が大好きだ。この言葉は大学時代に出会った本の題名でもある。

この本は、著者が様々な分野の成功者(主に経済的な面で)との対話を重ねていくなかで導き出した成功哲学をまとめたものである。ペーパーの書籍だと相当分厚くなっているため書店でも簡単に見つけることができるだろう。

さて、私がこの本の題名を最初の記事の題名にしようと考えた理由について簡単に触れよう。

少し遡るが、初めての一人暮らしや人生の大半を費やしてきたバレーボールとの決別を経験したのが大学生のときである。すべてのことがうまくいかず、ネガティブな思考が脳みそを渦巻いていたのを覚えている。今思うと、まさに現実は思考を見事に反映したものになっていたと思い出す。何でも話せる友人もおらず、なんとか現状を打破したいという気持ちで古本屋に足を運ぶことが多くなっていた時期であるが、そのときに黒い表紙で宗教チックな題名が書かれており、目に飛び込んできた。なかなかインパクトのある言葉で怪しさしか最初は感じなかった。しかし、一通り書店を見回ってから戻ってきて直感的に買ってしまったのである。買った後に、自分はちょっとまずい段階まで来ているのではないかとも思った。

しかし、実際に読み進めていくなかで当たり前だけれどもきちんと「認識」していなかったことに気が付いた。それはつまりこうだ。

日々、自分が考えていること。どんなに些細なことも含めて。

例えば「あ~今日は、やらなくてはいけない仕事がたくさんある。帰るのが遅くなるかもしれない。」と思っていれば現実にその通りのことが起こっているということだ。

もっと分かりやすい例を言うならスポーツの試合で「相手には勝てない。」と思って戦っている限りは勝てないようなことだろう。スポーツをしたことのある人であればこの経験をしたことはあるだろうと思う。

私のが記念すべき初記事としてなぜこの言葉を選んだかという話に戻るが、誰もが日々の思考にもっと気を払って生きていくことができればもっと自分の望む現実を手に入れることができると思ったからだ。

日々の思考を作っている言葉を大切にし、行動していく。そうした行動を繰り返しているうちに「言葉」にしていたことが「思考」になっていく、そしてその思考が徐々に「現実」のものになっていくだろう。

初めはちょっと理解できなかった「思考は現実化する」という言葉。今では、私の中では人生の大原則となっている。

この言葉を思い出すと、日々自分の頭で考えることや発する言葉、行動を大事にしようと思えるし、なにより自分の人生を大切にしようと思える

本記事から、自分の人生の主導権はすべて自分が握っていると感じてもらえるとうれしい。

文章表現もまだまだ稚拙ではあるが、自分は価値ある情報を世界中(今は日本語だけですが…)の人々に発信していきたいと本気で思っている。

最後に、この言葉を引用して終わりたいと思う。聞いたことはあると思うが、今一度この言葉を噛みしめてみてほしい。

心が変われば行動が変わる

行動が変われば習慣が変わる

習慣が変われば人格が変わる

人格が変われば運命が変わる

出典:ウィリアム·ジェイムズ(心理学者、哲学者)

Saika Yuta
written by

1987年生まれ。小学1年でバレーを始める。小·中学校時には計4回全国大会に出場。中学3年時は香川県代表の主将としてJOC出場。高校では、進学校にて春高出場を目指す。大学進学を機にバレーから離れるが高校教員となりバレー指導に没頭するように。そんな日々の中、バレー選手になるという夢を諦めきれていない自分に気がつき、教員を辞めバレー選手となるためドイツ·ベルリンへ。生活基盤が整い始めた矢先、息子が大怪我をして急遽帰国。息子の回復後は北海道へ移住しクラブを設立し、コーチングを生業とするように。その後、縁あって仙台市を拠点に活動するリガーレ仙台(当時:V2リーグ)のヘッドコーチに就任。ワンシーズン指揮を執る。2024年7月より、シンガポールの育成クラブにてコーチング活動に従事。

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