初動負荷理論(初動負荷トレーニング)を考える

イチロー。岩瀬。山本。

野球界においては「レジェンド」として語られる3選手。

野球に興味がない人でも一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

彼らが「レジェンド」として語られる所以は、怪我が非常に少なく、長年において高いパフォーマンスを出し続けているということです。

日本のプロ野球の平均年齢が30歳を切っているような現状から考えると彼らの年齢で活躍することが、どれほど驚異的であるかがわかるでしょう。

彼らを「レジェンド」にさせたものは一体何か

彼らレジェンドに共通するものは一体何なのでしょうか。

それらはもちろん色々とあると思います。日々のハードワークであったり、生まれ持った能力であったり。その他にも様々な共通点があると思います。

その中でも、彼らの高いパフォーマンを裏付けるものとして真っ先に挙げられるものが、その独特なトレーニング方法ではないでしょうか。

初動負荷トレーニングと呼ばれるものです。

初動負荷トレーニングとは

ワールドウィングの小山さんによって生み出された初動負荷理論に基づいたトレーニングのことです。
まずは、初動負荷理論についての説明を引用します。

『反射の起こるポジションへの身体変化及び、それに伴う重心位置変化等を利用し、主働筋の「弛緩―伸張―短縮」の一連動作を促進させると共に、その拮抗筋ならびに拮抗的に作用する筋の共縮を防ぎながら行う運動』
参考ページ:ワールドウィングHP

上記の理論について説明をさらに詳しく読みたい方は、まずは上記参考ページを参照いただければと思います。

初動負荷理論(初動負荷トレーニング)に対するの私の認識

さて、上記の理論についての説明を始めて読んだ方で、「あ〜なるほど。わかるわかる〜。」という方はどれくらいいるでしょうか。

少なくとも私は、今だに正確に理解しているかどうかでいうと理解できていないと思います。

何度も、初動負荷理論について様々な本を読んだり、動画での解説を見たりしたりしましたが、正確に理解できていないというのが私の現状です。

そして、実際にこの理論について学びたい、トレーニングにも取り組んでみたいとも思いますが、そこにはハードルの高さを感じています。

それは、理論を説明する言葉が難解で独学には限界があるように感じており、また実際にトレーニングをするにも特殊な器具が必要であるためです。

初動負荷理論に興味を持つようになったきっかけ

私がこの理論を知り、興味を持つようになったのは自身の指導経験からです。

これまでのバレーボール指導の中で、小学生や中学生の時点ですでに腰や肩を痛めてしまっているような選手を多く見てきました。

まだまだ未来のある選手が、早い段階で怪我によって次のステージへ行くことを諦めてしまったり、痛みを抱えたまま次のステージで戦う姿を見るのは辛く、なんとかならないものなのかとずっと思っていました。

そうしたときに、イチローが初動負荷トレーニングを取り組む姿や、彼の怪我の少なさやパフォーマンスの高さはそこから来ていると話すインタビュー動画を見ました。

もし、この理論が育成カテゴリーまで浸透して、誰にでも分かるように体系化され、誰でも器具なしで取り組めるようになれば、私の抱いていた課題は解決に向かうのではないかと考えるようになっていったのです。

初動負荷理論(トレーニング)が浸透させるには

育成カテゴリーまでこの理論が浸透していかない理由はおそらく以下の3つのフェーズに分けられると思います。

1.知らない
2.知っているけどよく分からない
3.なんとなく分かるけど実践する環境やノウハウがない。

これらのフェーズを理解し、段階的に課題解決策を提示していくことができれば少しずつ浸透していくのではないかと思っています(決して簡単ではないと思いますが。。。)

この理論が育成カテゴリーまでしっかりと浸透し、息の長い(怪我をしない)選手が多く育成されるようになっていけば、最終的にはトップカテゴリーで戦うことのできるアスリートの数は当然増えて、レベルが上がっていくのではないかと思っています。そして、トップカテゴリーの選手だけではなく、誰もが自分の好きなスポーツを生涯楽しめるようにもなるのではないかと思っています。

初動負荷理論

これまで書いてきましたが、正直なところ私自身のこの理論に対する理解が十分ではありません

理解不足な状態で「初動負荷理論」について私が記事を書くべきなのか、かなり迷いました。

しかし、この理論が私の感じている課題(怪我によって早々に選手生命を終わらせてしまう選手が多い)を解決する可能性を持っているのであれば、その可能性を試してみたいという気持ちがあります。

もしこの記事を読んで共感してくださる人が一人でもいて、そこから何か新しいモノが生まれていくのであればこの記事は十分に価値を持つことになると思っています。

実際、この理論について賛否両論あるようですが、このトレーニングを実践してきた選手が怪我をせずにトップで戦い続けていることはまぎれもない事実であり、学ぶべきことはあると思うのです。

彼らのことを「レジェンド」にしてしまわないために、今後彼らのようなトップ選手が多数出てくるようにしていくために、この理論が多くの人に届き、議論されるようになればと思っています。

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