スポンサーシップからビジネスパートナーシップへ

ヴォレアス北海道

チャレンジリーグでの大活躍。

プロチームを名乗っての活動。

外国人監督の採用。

何かと話題が絶えないチームで注目していましたが、今回の企業とのビジネスパートナーシップの話は非常にインパクトのあるニュースでした。

今回のニュースは本気で、プロチームを長期的に運営していこうとする姿勢がはっきりと現れたモノだったのではないかと思うのです。

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スポンサーシップとは

スポーツチームと聞くと、企業などのスポンサーからの資金援助によってチーム運営がなされるというイメージが一般的だと思います。少なくとも私はそのようなイメージを抱いていました。

「スポンサー」という言葉を簡単に説明すると、「広告やPRを目的に金銭を支出する団体あるいは個人、すなわち広告主。後援者」といったところでしょう。

一丸には言い切れませんが、「スポーツチーム」と「スポンサー」との関係は「対等」とは言えず、「スポンサー」が強いと言えるでしょう。

「スポンサー」にとって広告効果が薄れる、もしくはなくなったり、「スポンサー」の経営状況が悪くなったりすれば、その契約は打ち切られてしまうというリスクが十分に考えられます

支援する側と支援される側といった関係性がそこには存在してしています。

ビジネスパートナーシップとは

これに対して、今回のツイッターで紹介したように、ビジネスとして企業と提携ができればどうでしょう?

「ビジネス」という言葉を簡単に説明すると、「個人的な感情を交えずに利益の追求のみを目的として進める仕事」といったところでしょう。

「ビジネス」という言葉の意味にもある通り、互いに利益の追求を目的にして話を進めるわけです。
ですので、互いの利害が一致しているという意味では「対等」な関係と言えるでしょう。

最初に利害が一致し合意までたどり着くことができればその契約の持続性は高いと言えます。
「スポーツチーム」を長期に渡って経営していくうえで、スポーツチームの運営組織が「ビジネスパートナーシップ」を複数の企業や個人と築いていくことはチーム運営の基盤を盤石にすることに繋がると考えられます。

どちらが重要なのか?

「スポンサーシップ」と「ビジネスパートナーシップ」

スポーツチームを運営していく上でどちらがより重要なのでしょうか?

それは「ビジネスパートナーシップ」です。これは断言できます。

スポーツチームの運営をしていく上でまず最も重要とされるのが安定的・継続的な経営基盤を構築することだと思います。

こうした経営基盤を作るには、スポンサー契約だけでは十分ではありません。いつ契約を切られるか分からないという状況に陥ってしまうためです。
互いの利害が一致しているビジネスパートナーとの契約を増やすことが経営基盤構築の鍵になります。

こうした安定的・継続的な経営基盤ができれば、監督や選手などの強化にも投資することができます。また、チームの強化のための施設や遠征費などにも投資することができるでしょう。

そして、こうした投資の結果が魅力的なチームを作り、ファンやスポンサーを増やすことにも繋がっていくことが予測できます。まさに正のスパイラルが起こると言えます。

誰にとっても魅力的なチームを作っていくためには、やはり強固な経営基盤の構築が必須なのです。

Win-Winの関係は続くよどこまでも

今回は、企業との事業提携という視点からスポーツビジネスについて考えてきましたが、スポーツチームを運営していく上で大切なことは、全てのステークホルダーとWin-Winの関係性、お互いに利害がきっちりと一致する関係性を一つずつ丁寧に築いていくことが重要だと思います。

あらゆるステークホルダーにとってのメリットや価値が何かを考え、それを提案し体現していくこと。こうした地道な努力がチーム運営には必要なのだと思います。

そして、各々のステークホルダーとWin-Winの関係を一度築くことができれば、それは安定的なチーム運営に繋がっていくことは間違いないと思います。

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