再出発

ドイツ・ベルリンでのチャレンジを中断して日本に帰国してちょうど2ヶ月。

今こうして振り返ってみると「あっという間」という気持ちと「長かった」という気持ちが半々。

こうした感情を抱くときは経験的に人生に大きな影響を与える大事な期間であると分かります。

帰国直後の雑賀

家なし。金なし。仕事なし。

帰国直後の私の状況を、この言葉が最もうまく説明していると思います。

家はドイツ移住に向けて、引き払っていました。
お金もドイツ移住の向けて、多く投資しました。
仕事はドイツ移住に向けて、辞めていました。

まさかこんな状況に陥るなんて夢にも思っていなかった!!

人生は想い通りにいかないものです。独身ならまだなんとかなるか!っと思えそうですが、妻に息子がいます。

やばすぎですね。この状況。

ただ、不思議と息子が元気に回復をしていく姿を見せてくれるようになってからはあまり不安を感じなくなりました。

家族がみんな元気だったらなんとかなるような気がするという自信。

なんとかなる。なんとかしてみせる。

こんな根拠のない自信が湧いてきました。これは家族最強説を裏付ける一つの根拠になりそうです。

こんな感じで日本での再出発に向けた新生活が始まりました。

長いようで短い2ヶ月

たった2ヶ月の間でしたが様々な経験をしました。その経験を少しシェアしてみたいと思います。

【息子と入院生活】
高松空港に到着後、すぐに息子の入院する病院へ。
気持ちの整理などつかぬまま、病院に到着して息子と約1ヶ月ぶりの再会。
テレビ電話でつい数日前まで元気におふざけしていた息子が、管につながれ目をずっと閉じている。
あまりの現実味のなさに呆然としました。

そこからは退院までの約3週間は妻と協力し合いながら息子のサポートをしていました。ベッドの横にある来客用椅子を寝床にして3人で夜を過ごす日もありました。病院ではありましたが、3人揃って一緒に寝られることが有難いと感じながら夜を過ごしました。

時間が経つにつれて回復していく息子の姿に喜びを感じながらも、「障害が残らないだろうか。元通りちゃんと歩けるようになるだろうか。前にあったことをちゃんと覚えているだろうか。」と常に心配が尽きませんでした。

今では、何事もなかったかのように元気に回復して日々を過ごしています。ここまで頑張ってきた息子とそれをサポートしてくれた多くの方々(病院の先生はじめ)に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

【初めてのハローワーク】
帰国後、生まれて初めてハローワークのお世話になることになりました。これまでは、失業保険や再就職手当のことについて勉強したことがありませんでしたが、当事者となったことで制度についてかなり詳しくなりました。自分事となれば、人は本気で勉強するものだな〜と改めて感じました。それと同時に、ハローワークのようなセーフティーネットについての知識をしっかりと身につけておくことは人生におけるリスクヘッジにもなると感じました。

【即社長面接】
ドイツ・ベルリンでフリーライター(自称)として活動していた際、執筆した記事をきっかけにして、ある企業の社長さんと知り合いました。急遽、帰国するという旨を連絡すると、会ってくださることになりました。

非常にフットワークの軽い方で帰国後、1週間経ってすぐに会いにいきました。そして、お話させていただいた結果、この8月から働かせていただくことになりました。(あっという間でびっくり!)ドイツ・ベルリンで行動を起こしていなければ、こうした出会いがなかったと考えると感慨深いものがあります。つくづく、人生は人の縁でできているのだと感じる経験でした。
仕事の内容については改めて、記事にしてご報告していきたいと思います。めちゃくちゃエキサイティングな仕事です!

【移住先決定】
就業に伴って、移住することになりました!引っ越しではなくあえて「移住」と書いたのは現在地(高松)から相当遠い場所だからです(日本国内です)これまで住んだことも行ったこともないような土地に移り住むのはまさに「ドキドキ」と「ワクワク」です。苦労することさえに楽しむ姿勢を大切にしたいと思います。詳しい移住先についての情報も後日、記事にしてご報告したいと思います。

2ヶ月で起こった劇的な変化

・・・というわけで、2ヶ月間で相当いろんなことがありました。

2ヶ月間の自分の目の前にあったのは、

圧倒的な絶望

です。

ただ今、自分の目の前にあるものは、

圧倒的な希望

です。

人生には、避けようのない辛いが必ず起こるのだと経験しましたが、それと同時にそこから立ち直っていくこともできるのだとも経験しました。

辛いことも楽しいこともずっ〜と続くことはない。

まさに諸行無常

だからこそ、自分の中に変わらない何か信念のようなものを持ちたいと思います。

そして最後に。

日本帰国後、決して順風満帆とは言えない状況で新生活がスタートしましたが、2ヶ月で「再出発」できるところまでこれました。

ここまでこれたのは妻・私の両親や祖母を始め、多くの方々のサポートなしには有り得ませんでした。本当に感謝の気持ちしかありません。支えてくださった方々本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。

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