3週間の海外フリーランス生活から学んだ3つのこと

ドイツ・ベルリンに来て早3週間となりました。

そこで、今日まで学んできたことをまとめてみようと思います。成功した海外フリーランスの話はネットなどでもたくさん読むことができると思います。

しかし、まだ何の実績もない海外フリーランスが何を考え、日々を過ごしているのかなどについて書かれているブログは少ないと思います。

海外でフリーランスを始めたいと考えている方に役立つ情報をお届けします。

僕が3週間で学んできてことは上記の3つ。

それでは一つずつ順番に解説していきたいと思います。

1.生活基盤を整えることがこれほど大切だとは思わなかった

ドイツ・ベルリンに到着したのは、4月13日の午後3時を過ぎた頃だった。
ベルリン到着時の気持ちは死ぬまで忘れないだろう。これほど不安な気持ちに駆り立てられたことはないという表現が正しい。それくらい不安定な気持ちでいた。

簡単に言うと、当時の僕の状況は、

・携帯がネットに繋がらない(SIMがささっていないため)
・住居が決まっていない(そもそも1日目の宿も決まっていない)
・携帯していた食料は尽きている
・英語がどれくらい通じるかも分からない
・電車の乗り方が分からない(今も使っていないので分からない)
・どこに何があるのか分からない
・知っている人が一人もいない

何もなかった。

ベルリン一日目の私の日記はこちら:未知の世界には学びと衝撃しかない。

それが、3週間経った今ではこうだ。

・携帯のSIM設定完了。いつでも繋がる。ちなみにWIFI環境も常時あり
・綺麗で治安も良く便利な立地の家あり(とても親切な大家さん)
・食料は近くのスーパーで安く手に入れることができる、ストックも十分ある
・英語だけで、困らない程度の生活ができることが分かった(もちろんドイツ語ができないと不十分)
・電車には乗れないまま。しかし、自転車をゲット。街中であればどこへでも行ける
・自転車で街中を走ることで地理感が身についてきた。
・近くの親切な日本人の方々が住んでいる
・銀行口座も開設完了(ネットで簡単に手続きできるN26のビジネス口座)

改めてこうして書いてみると天と地ほどの差がある。
今では1日をほぼストレスなく過ごし、仕事に没頭できる環境がある。
しかし、こうして振り返ってみるとその時々、目の前に立ちはだかる課題を一つ一つ潰してきただけという実感もある。

そう。気分はドラクエの主人公なのである。特に自分をドラクエの主人公と重ね合わせたと思う瞬間は自転車を手に入れたときだった。

「雑賀雄太は自転車を手に入れた。これによって移動時間を劇的に縮めることに成功。Googleマップと併用することで行きたい場所に最短距離で行くことができるようになった。レベルアップ!」

自転車をゲットしたときは、こんな感じのナレーションが頭の中に浮かんできた。大したことではないのがこれが意外にも嬉しいものであった。

一つずつ課題をクリアしていくことで自分がレベルアップしたかのような気持ちになるのは大切。

小さな成功体験が次への挑戦欲求を呼び起こしてくれます。

2.自分を良い状態に保つことは超重要

海外生活を開始して1週間程は異常な緊張状態。なんとかその日を生きることだけ考えているフェーズなので自分の精神状態などについて考えている暇などない。だから特に自己管理について考える必要はなかったように思う。

しかし、問題は生活基盤ができ始め、フリーランスとして生計を立てていかなければならないと思い始めた頃だろうか。
これは個人の状況によってかなり差があると思うが、到着後1週間を過ぎたあたりから様々な不安や葛藤に襲われるようなった。以下、参考までに箇条書きにしておこう。

・ほとんど人と話さないような1日を過ごしているが、社会から置き去りにされてはいないだろうか(孤独感)
・この場所で僕は本当に仕事を受注することができるのだろうか(経済的不安)
・1日の時間の使い方は本当にこれでいいのだろうか(自己不信)
・サラリーマン時代と比べて1日の達成感みたいなものが感じられないけどこれでいいのだろうか(達成感の喪失)
・家族を日本において、自分一人でこんな生活をしていて本当にいいのだろうか(親としての役割に対する疑問)

このような不安や葛藤たちが不意に僕を襲ってくるのである。
これが寝る直前や朝起きたときにやってくることがあるのだが、正直キツイ。
しばらくはこうしたものとも付き合っていかないといけないと思っている。

そして、こうしたネガティブな感情に自分が支配されないようにするため、どうすればいいのか日々考えてきた。そして、その中でも大切だと思うことを紹介しておく。

精神的支えとなる人とのコミュニケーション

私にとっては家族である。もちろんリアルに会うことはできないが、今は便利な世の中で、無料の高品質テレビ電話が使える。私はちなみにLINEを使用している。
リアルとは違うコミュニケーションではあるが、やはり顔を見て話をできるのは大きい。日々の嬉しかったことや辛かったことなどをできるだけ素直に話すように心がけている。
しかし、テレビ電話に限界を感じることも多い。目の前で話せたらもう少し素直になれたんじゃないか?と思うことは多々あるし、もっとうまく感情をお互いに伝えられるのにとも思う。

健康的なライフスタイル

これはやはり規則正しく生活をすることが一番大事だと痛感している。
思い出すのは大学生のときの夏休み。ある意味、当時の自堕落な生活と同じように過ごす環境は整っている。誰にも管理されない。何をしても何も言われない。お菓子ばかり食べて、ダラダラとTVを見て、夜更かしして、1日過ごすこともできる。
しかし、そのような生活をしていると精神が病んでくる。そもそも何をする気も起きなくなってしまうだろう。
だからこそ、自分の心と体が喜ぶようなライフスタイルを構築することは大切だ。
私は、一日の中に必ずトレーニングする時間を取り入れたり、野菜中心の食生活にしたりと自分の体と心が常に良い状態でいられるように工夫をしている。こうした工夫は今後ずっと続けていかなければと思っている。

最も成果が出る時間の使い方を追求する

人間は縛りがなければどこまでも落ちていくことができると思っている。外部環境からの縛りがない分、いかに自分で縛る、言い方を変えるとルーティンを作っていくかが大事である
これの考え方は時間管理にも繋がっていくと思う。
自分でやるべきことをリスト化して、それらに時間制限をつけて実行する。1日が終わったら時間の使い方を振り返って修正する。このPDCAサイクルの繰り返しで少しずつではあるが、自分でも納得のいく時間の使い方がわかってきたなという感覚はできてきた。
そして、今の時間の使い方で最も難しさを感じている点が、短期投資と長期投資のバランスだ。
短期的な成果につながりそうなことばかりしていると、長期的に見たときには十分な成果が出ていないといったことが起こり得る。具体的に言うと、短期的な成果(経済的視点)を出そうと思えば、日本食レストランで皿洗いのバイトをすることが良いのかもしれない。しかし、長期的な成果(経済的視点)を求めるのであれば、英語やドイツ語を学習したり、文章を書く練習したりすることが重要になってくる。

短期投資と長期投資のバランスを常に意識しながら時間を使うことが非常に重要だと感じている。

時間の使い方は完全に自由だが、その結果に対する責任は全て自分にある。

必要な支出なのかどうか常に考える

これも人の状況によると思うが、私のようにノースキルで海外フリーランスとして生活を始める場合、初めの数ヶ月は収入がないという状況が予測される。これは精神的にかなり堪える
特に、私のようにサラリーマン出身のフリーランスは安定的な収入がないという事態を経験したことがないため、精神的にかなり堪える(あえて2回言う)。
だからこそ自分が何にいくら支出しているのか。またその支出は適切なのか。不必要なものはないのか。これを日々意識しておくことは大事である。生活コストを最低限にまで下げるのだ。
こうして日々の支出を最適化して1ヶ月過ごした後、1ヶ月の支出額を計算すれば自分がどこまで耐え凌ぐことができるのかだいたい見当がつく。
いつまでにいくら稼げばいいのかというのが分かってくるだろう。
それはある意味、最終期限がはっきりしてしまうことを意味するのだが、それはいいことである。

人間が怖いとか不安を感じるものはいつも「目に見えないものや自分が理解できないもの」である。

分かってしまうと案外怖いものはない。

3.打席に立ってバットをできるだけ多く振ろう

バレーボールをする私が、野球を例え話に持ってくるのもどうかと思ったけれどわかりやすいので。
特に私のようにノースキルで海外フリーランスを始めようとした人には当てはまる話だと思う。

バットを振らないとボールに当たる確率は0%。バットを振らずにデッドボールを待つわけにはいかないでしょう。

ですので、私はバット振り続けています。毎日。

稼ぎには繋がってはいませんがバットを振った結果、ファールチップくらいにはなったこともありました。

あわせて読んでいただきたい記事:フリーライターの初仕事を終えて想う

そして、フリーライターとして初めて書いた記事を勝手に自分の実績にして、「今後、私はこうした点で役立つことができますから、契約していただけませんか?」と企画書をメールに添付して送信したり、スポンサー契約の依頼メールを送信したりしています。

こんなことをしながら、僕自身も「こんなことしていて意味あるのだろうか。自分ってこんなことしか思いつかないのか。本当に頭が悪いな〜。」と考えてしまいます。でも、やるしかないんです。

最初からうまくヒット打てないんです。だから自分ができること(バットを振ること)はできるだけ意識的にしています。

ただ、バットを振り始めて2週間くらいですが、どうすればバットに当たる可能性が高まるんだろうか?というのがなんとなくですが分かってきたような気がしています。まだ一度もヒットを打ったことがないので、そろそろヒット打ちたいです。

自分を信じて、柔軟に

昨日くらいに、ふと目に「見えない壁」的なものを乗り越えました。具体的にはうまく説明できないのですが、言うなれば、「失敗しても、うまくいかなくても、そんな自分を受け入れよう」という覚悟を持てたといった感じでしょうか。

今挑戦している自分のことは信じて、でもうまくいかないことがあればそれは柔軟に考え方や行動を変えて、また挑戦して・・・。

この繰り返しをしていれば少なくとも停滞はしないし、前に進んでいけると思っています。

たかが3週間、されど3週間。この3週間に意味を加えられるのは私だけ。これからの自分が楽しみです。

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