ドイツ・ベルリンのフリーランスビザ取得に必要な考え方【2018年4月】

 

更新遅れましたが、先日フリーランスビザ取得に向け、コンサルテーションを受けてきました。
百選練磨のエージェントの一言、一言には重みがありました。

ベルリンに到着して2週間。

ベルリンのリラックスした空気感にでどっぷりと浸ってしまいたいと感じることもあります。
しかし、早い段階でフリーランスビザに関する具体的な話を聞けたことは、これからの1日1日の過ごし方をより真剣なものに変えてくれたと感じています。

今日は、フリーランスビザを取得するにあたっての基本的な考え方について書いていきます。

フリーランスビザ取得のための3本軸

①学歴

日本では、いわゆる「偏差値の高い」大学を出ていることが良い。「偏差値の高い大学=良い学歴」という考え方ですが、ドイツで学歴というと「学んできたことが、その職業や仕事にそのまま活かされるのか?即戦力として働くことができるのか?」という意味合いで使われます。

極論的に言うと例えば、「東大の文学部出ています。」と言ったとしても、その人が「マーケティングの仕事でフリーランスとして飯を食って行きます。」と言ったところで、その学歴には意味がないということです。

日本の学歴という意味合いで考えてしまうとダメですね。

ただ、学歴を変更することは不可能です。

これまで自分の学んできたことをしっかりと棚卸し、そこから自分がしたいと思っている仕事とどう関連性があるのか、もしくは関連性があることを論理的にどうやって説明できるのかを考えることが大事です。

そのためにもまずはこれまでの自分の人生について振り返り、自分の強みを整理した上で、どの仕事をしていくのかを考えていくのが良いでしょう。

②ドイツ国内での受注(契約)件数

ドイツ国内の企業または個人から仕事の受注を受けている、つまり契約があることが求められます。現在では、契約書が1枚だけでは十分と言えず、複数の契約書が必要と言われています。確かにフリーランスで1つの契約しかないとなると収入の面でかなり不安定ですよね。

ビザ申請の際、非常に重要視される契約書ですが、これも紙至上主義のドイツらいしいですね。日本と似ているな〜と感じることもあります。

この契約書ですが要は、ドイツにどれだけ納税することで貢献できますか(できそうですか)という話です。契約書は企業とのモノであれば理想ですが、個人間の契約書でも良いようです。その場合はできるだけ多くの契約書があることが望まれます。

契約書を揃えるというのが、フリーランスビザ取得する上での最重要事項となるといっても過言ではないでしょう。

契約をもらうには何より信頼が必要になってきます。

いくら仕事ができるといっても初対面の人をいきなり信頼して契約というわけにはいかないでしょう。
もちろん特殊な専門スキルを持った人であれば可能かもしれませんが、特に私のようにドイツで通用する専門スキルを持っていないような方は、まずは自分から様々なコミュニティーに参加し、そこから信頼を勝ち取るのが良いと思います。私もまさにこれからなのですが。。。

あと、日本人であることは一つの希少価値だと思っています。
ベルリンで日本人が増えているというのは事実ですが、全体で見ると圧倒的にマイノリティーです。
日本人であることを活かした仕事は何か?という考え方も大事かもしれませんね。

③資産

いわゆる「貯金」です。現時点でのストック。
もし、フリーランスとして予定していたよりも稼げないといった状況に陥ったとき、ドイツの社会保障に頼らずに生活できるのか?というところを見られていると考えて良いでしょう。

だいたい10,000ユーロ(今のレートで130万円程度)あれば十分とのことです。1年分の生活費と考えたら、これくらいかなという感覚です。

貯金については、これからフリーランスビザの取得を考えている人であれば、準備していくことができると思いますので、自分が渡航するまでにどれだけ貯金しておく必要があるのかを事前に計画しておくことをお勧めします。

移り変わりの激しいフリーランスビザ取得要件

多くの外国人がベルリンに移入していることが、フリーランスビザ取得の要件を厳しくさせているということは間違いないと思います。

数年前から、多くの難民がベルリンに移入しているという話は、ニュースなどでこれまで報じられてきたと思います。下記の記事からはその様子がリアルに伝わってくるかもしれません。

あわせて読むと理解が深まる:ドイツの難民受け入れ、生活摩擦の実態を見る

また、グーグルがコワーキングスペースをベルリンにつくったというニュースが大きく報じられましたが、スタートアップベンチャーがこぞってベルリンに集まっており、ITエンジニアが大量移入しているようです。「欧州のシリコンバレー」と揶揄されるほどの勢いがあります。

ベルリンの環境を求めて移住をしたいと考える人も増えていて、日本人も非常に増加しているとのことです。

こうした難民や移民の増加に伴って、フリーランスビザの要件が厳しくなっているというのは明らかです。

数年前フリーランスビザを取得した方から伺っていた取得要件と、エージェントから聞いたそれは全く違うもので最初は非常に驚きました。しかし、こうした状況の変化を知れば、当然のことであると理解できました。

それでも有り余る魅力があるベルリン

記事の冒頭でも書きましたが、天気の良い日に外に出ると本当にほんわかしたリラックスした気持ちになります。

特に休日となると、子どもも大人もこぞって外に出かけて公園でバーベキューをしたり、日向ぼっこをしたり。昼間からビール瓶片手に歩いている人もいる。

あらゆる広場では、フリーマーケットが立ち並び、ただ店を見て歩いているだけでも楽しい気持ちになってきます。そして、歩いているといたるところからドイツ語はもちろんのこと、英語やその他多くの言語が耳に飛び込んでくる。これは非常に刺激的です。

滞在して2週間しか経っていない私ですが、すっかりベルリンの街に魅了されてしまいました。
自国に懐かしさを感じる場面も多々ありますが、今まで感じたことのない「新しい感情や感覚」をこの街では感じることができます。

今は、「これだけ魅力いっぱいの街で自分のしたい仕事ができれば最高。」と心から思っています。

この先どうなるかわからない。1週間先もどうなっているのだろうと思うことは多々ありますが、それもそれで面白いと感じてしまう。そんな気持ちにさせてしまう街。ベルリン。大好きです。

自身がフリーランスとしてベルリンで生活を始めたときに、この記事を読んでどう感じるのかが楽しみです。

そんな日が来るのを常に想像しながら毎日を全力で走り抜きたいと思います。

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